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■エスカレートする日本の顧客@ 〜コストダウン〜


中国。

 
中国と言えば”何でも安い”という言葉を日本の人たちは頭に思い浮かべる人は多い。
 
確かに安いのは安い。物価は日本と比べて遥かに安いし、物をこっちで生産するのも日本と比べると安いのも事実ではある。
 
ただ困ったことに、日本のマスコミに踊らされ何が何だか分からないけど今はただ単に中国で物を生産すれば安くついて儲かるし、企業の生き残りも図れると信じて疑わない人が結構いる。
 
そういう人がこっちにきてメーカーに要求するのがコストダウンばかりである。傍から聞いていると馬鹿の一つ覚えみたいにコストダウンを要求する彼らは、ある意味滑稽である。
 
もっと困った輩は無茶なコストダウンと、傷一つない完璧な品質を要求する。こちら側からすればこちらの現状、実力を分からない者の無知な叫びにしか聞こえない。
 
会議では肝心の点が一つも話し合われず、『ここまでコストダウンしろ』、『いやこうこうこうだからそれは出来ない』と客とベンダーの間で溝が深まるばかりで進展がない。
 
ベンダーからすればお客さん指定の何々の材料を使うから高くなるとか、こういう条件でつくるのは難しいから値段が高くなる、品質を守るために高くなるというちゃんとした道理のある話を顧客に話をしているのにも関わらず、顧客は『何言ってんだ安くしてくれって言ってるだろ』の一点張りである。
 
また、困ったことにその仲介役を務める通訳のレベルが異常に低い。専門用語は愚か、普通の会話もろくに通訳できず双方間の意思を切断し、お互いに嫌悪感を生じさせてしまっている。
 
会話は全然問題ないです!と胸をはって言う割には専門用語を前もって全く勉強しておらず(ま、ちゃんと物を理解してないと覚えられないものだけど)、挙句の果てに『専門用語なんか分かりません』等と逆切れをしてその場を出て行く輩もいる。
 
こういう状況に陥っている客とベンダーは結構多い。日本のそういうお客は得てして中小企業である。社運がかかっているのだから彼らも必死になるのも分かる。
 
確かに中国の最近の経済成長は素晴らしいものがあるし、勢いもある。
 
だがよく考えてみてほしい。ここは中国、まだ発展途上国である。日本みたいに誰もがそれなりの教育を受けれるわけでもなく、受けていても主観的な教育しか受けていない国である。
発展途上国の中ではそりゃ中国はトップだろう。東・東南アジアにおいてもトップだろう。単純作業における彼らの手先はやたら器用で非常に素早い。
 
ただ何度も言うがこの国に日本と同じレベルを求めてはいけないのである。求めることも出来ない。
はっきり言うが日本の物づくりは未だに世界一なのである。PS2の基板が日本で中国で作るより安い値段で作られているのをどれだけの人がしっているのだろうか?
 
中国の物づくりは物を生産する設備はそれなりに整っているし、金型等もあげるのも速いし安いのも事実だ。しかし、この国の生産管理は三流なのだ。生産工程や運送工程で商品がどのように扱われ、どのように管理されているのかを少なくとも工場見学のときにしっかり見ていないのである、彼らのような日本人顧客は。
 
えてしてそういう人たちはその物づくりに対して素人であることが往々である。何も知らないから見えてないし、何も知らないから現実離れした要求をベンダーにする。
 
彼らはもう少しそこら辺を現地にて現場で物づくりをしている日本人達の声に耳を傾ける必要があ
るのではないかと思う。(現地で接待のみをするような駐在員さんはそこら辺が分からない)
 
多くの日本人が中国で失態をさらし、中国人に『日本人は何考えているのか分からない』と思われてしまっている状況を我々は情けないことだと認識したほうがいいだろう。


written by KEN(6/1/04)


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【まめ知識】
※コストダウン・・・Cost Down、要するに価格を安くするということ。中国語では成本降低(cheng2ben3jiang4di1)、降価(jiang4jia4)というふうな言い方をします。

posted by KEN at 00:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 中国ビジネス
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