これ、
すごいですね。
http://news.sina.com.cn/c/p/2006-11-17/083211541697.shtml
お金の有効利用(?)とほめるべきでしょうか?(笑)

台湾語は漢字音の対応によって、シナ語派に分類されている。
シナ語派の分類について、樹形図でその分岐を示しているものは、あまり見
ない。(あまり興味がなかったからかも)
以下の考察は、シナ語音韻学の教養のない素人の手によるものなので、専門
家が見たら気分を悪くするかもしれないけれど、なにか教えてくれるという
人がいたら、お願いします。樹形図があるので等幅フォントでご覧くださ
い。
最近、上海語(呉語)で有声破裂音b,d,gを保存しているのを知った。
一方で、呉語は様々な特徴を官話と共有している。
日本に伝えられた漢字音のうち、呉音には、有声破裂音が反映されている
が、漢音では無声化している。例:「平」呉音ビョウ、漢音ヘイ。
漢音は遣隋使・遣唐使に伝えられたものであろう。当時、官話では(1)「全
濁」の無声化がすでに起こっていたということになる。平声の全濁は、無声
有気音に合流し、仄声のそれは、無声無気音に合流した。
呉語では、この変化は起こらなかった。「全濁」が保存された。(Y1)粤語
(および客語)では「全濁音」が無声有気音に合流した。(H1)ホーロー語で
は無声無気音に合流した。官話と粤語、ホーロー語で、合流先や条件が異な
るので、それぞれ独自に変化したと考えられる。
中古音
/ \
(1) \
| |
官話 呉粤ホーロー
→漢音
→朝鮮音
その後、官話で(2)「軽唇音化」が起こった、このうち「尾」は*mからv,wへ
と弱化した。これは呉語、越南漢字音には反映されているが、粤ホーロー、
朝鮮漢字音(唐末伝来といわれる)には反映されていない。したがって朝鮮
漢字音伝来よりも後に起こったことであろう。既に、官話と呉語は分かれて
いるので、たまたま同じ変化を起こしたか、(2')社会的に権威を持つ官話で
の変化を呉語が取り入れたと見られる。また粤ホーローには反映していない
ことから、この時点以前に、粤ホーロー語が呉語と分かれた(X)と推定さ
れる。これがどんな変化で分かれたかは不明。単に呉語が官話と接触してい
たということかもしれない。
官話 呉粤ホーロー
| X
| / \
| 呉語 粤ホーロー
(2)⇒(2')
→越南音
また、官話で起こった(3)「知t」「照ts」の子音の合流は、(3')呉語、粤語
で反映されているようだが、漢音、越南漢字音、ホーロー語には反映されて
いない。そうすると、この時点でホーローが分かれていることが望ましい。
ホーロー語が粤語と違うのは、(H1)「全濁」が無声無気音に合流した点であ
る。粤語では(Y1)無声有気音に合流した。
粤ホーロー
| \
(Y1) (H1)
官話 呉語 粤語 ホーロー語
(3)⇒(3'),(3')
その後、官話では(4a)-mの-nへの合流、(4b)-p,-t,-kの合流・脱落、(4c)
「尖団」の合流(kiがtsiになる)などが起こった。これは呉語にも反映され
ている。他方、粤・ホーローには反映されていない。以上まとめると次のよ
うになる。
中古音
/ \
(1) \ (官話に特有の「全濁」無声化)
| \
官話 呉粤ホーロー
|→漢音 |
|→朝鮮音 |
| /\
| / | \
| | (Y1) (H1) (それぞれに特有の「全濁」無声化)
| 呉語 粤語 ホーロー語
(2) ⇒ (2') | | (一部のm-の閉鎖の弱化)
|→越南音| | |
| | | |
(3) ⇒ (3')(3') | (「知t」「照ts」の子音の合流)
(4abc)⇒(4abc)| |
| | | |
官話 呉語 粤語 ホーロー語
中国の銀行が高い利益獲得能力を有すると書くと違和感を持つ向きも多いだろう。
しかし、現在の預貸スプレッドは1年物で最低3.6%あり、
中国の銀行は貸せば貸すほど儲かる構図となっている。
さらに、中国では2006年4月と8月に貸出基準金利が引き上げられたが、
預金金利の引き上げは8月のみであった。
引き締めを意図とした貸出基準金利の引き上げにもかかわらず、
4月の利上げ時には銀行の預貸スプレッドは一段と拡大し(最低で3.3%→3.6%)、
むしろ銀行の貸出インセンティブを高めてしまったのである。
中国の銀行は政府の手厚い保護を受けている。
預金金利は大口預金を除き規制されており、
銀行間で金利面の競争はほとんど存在しない。
さらに、貸出金利については、
下限は貸出基準金利の0.9倍(個人向け住宅ローン金利は0.85倍)と
すなわち、銀行にしてみれば、調達金利はほぼ一定である一方、
運用金利は現在のような引き締め局面では高目の金利を設定することが可能となる。
先に、預貸スプレッドは「最低」で3.6%としたのはこのためである。
そして、高い利益獲得能力(不良債権処理の源泉のひとつ)とこれにインセンティブ
を得た貸出増加が、不良債権比率の大幅な低下に貢献している。
四大商業銀行の不良債権比率は2003年末の20.4%から
以上のように、現在の金利政策の貸出抑制効果は極めて限定的である。
効果を期待するのであれば、金利感応度の低い借り手が尻込みするほどに
金利を引き上げる必要があるが、これは景気のオーバーキルを招く可能性を
では、銀行貸出をスローダウンさせるにはどうすればよいのか。
融資可能額を直接引き下げる預金準備率の引き上げ
(7月と8月に実施済み)は一定の効果はあるが、
効果が大きいのは何と言っても「窓口指導」(行政指導)である。
中国証券報などによれば、中国銀行業監督管理委員会は、
8月より主要商業銀行16行を四分類し、最も厳しい場合は、
新規貸出の拡大停止を要求するなど、行政指導を強化するとしている。
銀行経営の効率性向上のスピードアップの問題はともかく、
行政指導に多くを依存する限り、銀行の高い利益獲得能力は維持されるのである。